DIARY NEW |
7月30日 なんかこう、肉とか食べたい気分になりたい。
■
私は日記を書くのが仕事ではないし、そもそも仕事などないのだが、7月の日記のおざなりぶりは江川達也に匹敵する。書きたいことはあるんだよ。ただこの日記が小さなムラに与える影響を思うとがんじがらめで。
■
1ヶ月ぶりの外出を画策したんだが、途中で忘れ物に気づき、取りに戻ったらもう出る気しない。いま、いえにおります。「いま、いえにおります」ってひきこもり映画作って、私のリアリティ溢れる演技力でどうのこうのなっちゃって、竹内結子を孕ませてみたい。 |
7月24日 CDトレーがガリガリ君 ■ 「ガリガリ君 梨」を食べながらレコ部聴く幸せホワワ。「ガリガリ君 梨」は氷菓界の、いやコンビニ菓子界の金字塔と思うよ。ちょっと溶けかけがやばい。
■
レコ部は楽しい。なんでだろか。宇川直宏がいくらクラブを模倣してもこの部屋には届かない。きのうの日記にも繋がるが、いま一介の音楽好きがネットでできること、それは好きな音楽をただ紹介すること。音楽と日常の境界をなくすこと。 |
7月23日 アリエッティ以外全部借物 ■ 仕事がなくて途方に暮れる夢を見た。起きたら正夢だった。J-Hip Hopの人にラップにして欲しい。両手広げて「夢は叶ぁう」とか「母さん晩飯なぁに」とか「カレーにマジ感謝っ」とか。
■
日記が途絶えがちなのは書きたいと思わないからだ。このサイトを立ち上げた1990年代中盤、 一般人が日常をネットに綴ることは刺激的だった。このサイトを通じて本当にたくさんの方と知り合った。やがてブログというメディアが現れた。私はブログは集合知のツールとして、頭でっかちなものと感じた。
■
池上彰というジャーナリストを私は「週刊こどもニュース」という番組で知った。一番フェアで信頼できるニュースソースだった。今は民放に出すぎて叩かれているそうだが、彼の淡々としたスタイルは好き。政党の支持母体に新興宗教が絡んでいることを淡々と語り、古舘伊知郎みたいな嘘臭い演技は挟まない。キャスター古舘伊知郎はそのデビュー当日から心がないと言われ、6年たっても彼を援護する声を一度も聞いたことがない。なんで辞めないのか不思議でならない。
■
「よろしくお願いします」と言い残して去っていった配達員に私はなにをよろしくしたのだろうか。ブラックジャックの件だろうか。中高年の敬語離れ。想像するに最近の配達員は、かつては大型ドライバーとして700万稼ぎ、いまは派遣でちまちま個人相手に階段を登るのが屈辱なのだ。ヨーロッパには配達員を主人公にした映画がたくさんあって、彼らは誇りをもって仕事をしている。想いを伝える大切な仕事だ。果たしてプロバイダーにその気概があるかな? |
7月19日 荷造りご無用、俺もしねーよ0123
■
アート引越しセンター (リンク切れママ) のでたらめな仕事ぶりで裁判沙汰になりそう。急な引越しだったんで彼らの言うとおり86万円という法外な代金を支払い、その結果として旧居には積み残しの段ボール3箱。かつて家族だった頃の大切な写真だ。国民生活センターに相談してみた。たらい回しの末「賠償金は取れません、写真見つかってよかったですねーっガチャッ」いや賠償金ほしかった訳じゃないんだ。
■
お金の話はうんざり。もうめんどくさいこと全部抜きで、それでも通貨という幻想の価値がまだ必要なら実体のある石のお金でいいでしょう。アスファルトひっぺがしてさー石のお金をゴロゴロゴロゴロ転がすんです。草の道に轍ができて、夏の坂道にお金運ぶのつらいなあって。カヘーってなんだ、シゴトってなんだって。村上世彰には圧死がお似合いだな。 |
7月18日 昭和・昭和・昭和
■
相変わらず引きこもって写真の整理をしとる。ビスケットの空缶数箱分に詰められた写真をひっぺがし、なんとなく並べ替えてアルバムに入れる。アナログ写真わかったこと。 |
7月17日 布団を紛失した (ふっとんでない) ■
今日も片付け。タブレット型の洗剤の開け方がわからないので粉砕してはさみで開けた。最初から粉末を買えばよかったのだ。芳香剤メーカーは「新車の香り」や「青畳の香り」を出せばいいのにな。 |
7月16日 捏造。 ■ はい、7月6日から15日の日記おしまい。人間は醜い。もちろん私もね。むしろ私がね。猫になりたい。猫はおっさんになっても美しく思慮深く気高い。 7月15日 神秘。 ■ Dan Tracyがあの歌唱力でなんでシンガーを目指したのかは人類史上の謎だが、こうして20年以上も買い続けてるやつがいる事実がひとつの答えなのかも知れない。 7月14日 DNA
■ 亡父の荷物漁ってたら"Here Comes Night"のプロモ盤を発掘。レーベルに書き込みすんなよ、いまの私よりずっと年下の親父。 7月13日 Only One. ■ たぶんいま世界中でAztec Cameraの"Covers & Rare"を聴いてるのは私だけ。 7月12日 降格。 ■
「派遣 島耕作」。「ついったらー 島耕作」。今日もふぁぼられなかった (島耕作) 7月11日 友情。
■ 北乃きい恋人発覚のニュースに激しく動揺してたら、猫が飛んできてよしよししてくれた (ほんとう) 7月10日 栄螺。 ■ 買物しようと街まで出かけたら、久しぶり過ぎて道を忘れたしちっとも愉快じゃない。 7月9日 Aの立場。 ■
よく冷えた缶蜜柑を食す。かんみかんって響きが好き。ドスと、F、好きー! 7月8日 小倉。
■ 写真の整理。亡父が前に座るおっさんのはげ頭を撮るシリーズを発見した。なにがしたかったのか父よ。天国で父に会ったら真っ先に聞きたいことができた。 7月7日 代替資源。 ■ なんにも食べてないけどハンバーグ早食いの夢を見て胃もたれ。 7月6日 だって。 ■
だってなんだか だってだってなんだもの みつを |
7月5日 もう恋なんてしたそうでしたくない少ししたいよ絶対
■
朝からよく冷えた白桃缶を食す。キシシ。
■
前の日記について、いろんな方からご意見頂きました。ごく一部を拡大解釈して「人格攻撃」「愛のない批判」など。コント走れメロス「メロスは激怒した!」ふーんなるほどポイっ「なんか怒りっぽい人の話だったよ」。あの日記の主題は、優れた評論は芸術家と鑑賞者を結びつけること、誰もがボトムアップに表現者たれってことだった。
■
6月に喋ったガールは前カノただ一人だった。待ち合わせの道すがら、有名なお菓子屋さんがあって2個で300円、買うよね。「ん」って渡すと「お」って食べる。そういうのがいい。大抵の女子は一瞬「なにこれ?さりげない優しさアピール?」って顔をする。河合隼雄の本に「男女の友情があるとするなら別れたカップルだ」ってほんとだな。 |
7月2日 「音楽家」への失望、もしくは私自身の人格的欠陥について
■ そもそも音楽は、みんなで歌い踊る伝承芸能だった。それが歪んでいったのは、西洋ならルネサンス期のことだと思う。その頃に西洋音楽は理論として整理され、パトロンに囲われ、音楽家と聴衆は決定的に分離された。つまりは天才である我々音楽家の作品を、凡才である聴衆は有難がって拝聴せよと。聴衆が感想を申しあげるなど無礼千万、打首獄門なのだ。食えない前衛音楽家に言われたことがある。「音楽できないお前が音楽の話すんのほんっとムカツクんだよね」。知るか。天才同盟の中でイチャイチャしてればいい。 ■ 私が若い頃から愛聴し、尊敬してきたミュージシャンがいる。しかし彼は10代の頃に獲得した美意識から外れる概念を理解できないし、理解できてないことも理解できてない。彼の悲しいところは、好きなものを讃えるよりも嫌いなことを罵る時に、脳内をドーパミンやエンドルフィンが駆け巡り、快感を覚えることだ。そしてその全てに共感のポーズを取るイエスマン以外を、切り捨ててるようで実は切り捨てられている。小学生並みの性意識、マイノリティへの侮蔑、ジェンダーの押しつけ、共依存する家族、全てが痛い。彼はいま音楽業界に居場所がない。そして私には孤高のジャイアンを笑う度量がない。 ■
いまでも世界中に伝承音楽があり、聴衆と音楽家の隔てなく音楽を楽しんでいる。日本においても、例えば沖縄では酒と三線で舞い踊り、「民謡の新曲」がローカルチャートにあがる。でも沖縄では音楽で飯は食えないそうだ。みんなが生まれながらにミュージシャンだから、需要と供給のバランスが成り立たないのだ。それでいいと思う。もちろんロックやジャズの世界でも、リスナーとミュージックフリーク同士のおつきあいができるミュージシャンを何人も知っている。むしろセミプロに自意識過剰な「音楽家」が多い。
■ ところで素人の私がなんで音楽にコミットするのか。表現者と鑑賞者が分離したいま、それをつなぐメディアは不可欠だ。表現者自身が「僕にとって黒とは...」なんて語りだすなら、彼の作品の中の黒はなんの存在意義もない。こんな表現者がいてこんな活動をしてるってことを、鑑賞者にわかりやすく紹介する役割が必要なのだ。鑑賞者も対価を払って作品を「拝見」するので、そこには本音を書く。 ■
私は坂根厳夫氏の本を読んでコンテンポラリーアートの楽しみを知り、カバン持ちっぽいこともさせて頂いた。坂根氏の本は圧倒的にわかりやすく、遊び心と夢に溢れていた。朝日新聞社出身の彼は、自身の立場の難しさをこぼした。みんなもっと自由に芸術を語ればいい。ボトムアップになればいい。坂根氏は1993年に世界初の汎用WWWブラウザーを手に入れた。一方で私は評論や報道じゃなく、リスナーの視点で感じたことをボトムアップに伝えてきた。 ■ 先日の飲み会で、「昔の仲間が一人もいませんね」と言われてしまった。一人もいません。なーんでか。数え挙げればきりがないが、大雑把に私には清濁併せ呑む能力が欠落してるからだ。誰にでも濁はある。私にも25mプール3杯ほどの濁がある。でも不誠実さを丸く収める度量がない。「それっておかしくないか」と口にしてしまうのだ。そう、このテキストのようにね。そして「山下スキルにdisられた」とdisられてLa Fin. ■ これは私が昔から親戚や学校の境域を幽霊のように漂ってきた結末だ。小さな宇宙にこもって、どうしていいかわからなかった。アカウントを手にして「パソコンの前では最強」になってから、それをオフネットに移植する形で人間関係っぽいものを構築し、破壊してきた。練習だ。時間をください。 |
|
2010年
1月
2月
3月
4月
5月
6月 |